前話に載せきれなかった『農民哀史』の一節をもう一つ二つ。 「父と小作料問題を話す。一反八畝三歩で収穫が七俵(約420㎏)。そのうち小作料が四俵と一斗一升(約260㎏、収穫の60%超)とは馬鹿な話だ」 「… 尋常四年の妹は、二歳になった実(みのる)を背負って…
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